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黄色ブドウ球菌(Staphylococcus
aureus)は院内感染による細菌感染症を引き起こす代表的な細菌。人の鼻腔や皮膚等に常在し、病棟などの環境にも広く生息しています。この細菌が発生する酸素やhemolysin
leucocidine、entero-toxin等の毒素は、強い病原性を持ち、感染すれば皮膚病、軟部組織感染症、呼吸器感染症、骨髄炎、敗血症、心内腹炎、食中毒などの症状が現れます。
MRSAの院内伝播力は強力で、未熟児や経管栄養、IVHによる高カロリー輸液を受けている患者、寝た切りの老人や免疫不全状態にある患者などに定着しやすい性質をもっています。しかし、免疫不全状態でない患者でも胸部や消化管の大手術を行った患者は発症しやすい傾向にあります。 |
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